ブログタイトルを見てのとおり、私は以前消防士として従事していました。
今現在ではなく約2年ほど前まで、大学卒業後日本の首都を守る者として5年半働いていました。
(現在は会社員)
私はそこそこ給料も良いし、休みもそれなりに多いし、それなりに余裕を持って生活ができるから良いかな〜
なんて思って働いていました。
けど何故かパッとしない毎日を過ごしていました。
それは何故か・・・
わかったことは「一人で判断して動くことがない」から。
言い換えると、
「自己決定権がない」
からです。
消防はどんな現場でも隊としてチームで動きます。
単独行動なんて絶対やっては行けないことです。
基本行動のマニュアルがあり、隊長の指示のもと動く。
それが住民の安心・安全を守るために必要とされています。
それが良い悪いの話ではなく、それが基本として当たり前の世界です。
現場の一分一秒争う場面ではわかりますが、
24時間勤務中ずっと自己決定権がない、そんな職場に対して窮屈に感じていました。
2018年発表の研究に
所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げる
という大学教授の面白い研究調査があります。
国内約2万人のアンケート結果を元に、幸福感と幸福感を説明する重要な要因を分析し、
上記のような結果が得られたようです。
これを知った時、私は激しく同意しました。
消防の仕事中では、現場を出る以外は24時間自由に庁舎から出ることもできないし、
一人になることもできず、地味に辛かったです。
24時間勤務中で唯一一人になれる場所は、トイレの個室です(笑)
全然トイレをしたいわけでもないのに、私は何度大便器に座ったことか数え切れません。。
便器に長時間座りすぎて足が痺れて一人もがいていましたw
今出場の指令が入ったら終わるわwなんて思ったりも(笑)
大便器こそが唯一の心を落ち着かせる場所で心強い友達でした。
なんだか汚い感じに聞こえてくるので、この話はここまでにします。
要は自己決定権のない職場を窮屈に感じ、5年半働いた職場を退職しました。
ある程度給与は満足できるレベルでしたが、その時の私は給料なんてどうでも良かったです。
ここにいては経済的自由になれるわけでもないし、幸福度も上がらない・・・
よし、転職だ!と離職率の低い職場を去りました。
長くなったので、続きは別記事で書きたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。